鬱まではいかないけど、なんか気だるい「ラングイッシング (Languishing)」

馴染みのない単語 “ラングイッシング”。

はっきりと「悲しい」「苦しい」わけではない。なんとも言えない倦怠感というか、だるさというか、そんな状態を表す単語。

Languishing の語源はラテン語の languere。2002年に心理学者であり社会学者でもあるCorey Keyesが、Languishingを心の健康に関連するものとして使用した。*1

Languishing自体はうつ病ではないが、これが続くとうつ病や大きなメンタルヘルスの問題につながる。

Coreyは、Languishingをこのように述べている。

ウェルビーイングの不在。人生を有意義で生きる価値のあるものにしてくれる、本当に良いものが欠けている。*2

ウェルビーイングになるには、大きなストレスを取り除くだけでなく、だるい・しんどいといった小さな違和感にも気づく必要がある。

<参考>

*1 https://psychcentral.com/depression/what-is-languishing#what-is-it
*2 https://www.theguardian.com/science/2024/mar/17/how-to-flourish-sociologist-corey-keyes
日本語で検索してもほとん出てこないが、GQ Japanのこの記事がわかりやすい。
心がなんとなく重い……。停滞感から抜け出し、生きる豊かさを実感するための5つのヒント


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